春の遠足(本郷ふじやま公園)

《年少組》

年少組にとって初めての遠足。朝登園してくると「お菓子持ってきたよ!」「リュック買ってもらったんだ、いいでしょ。」といつもと違う特別な事にわくわくしている様子。皆、お気に入りのリュックを背負って、早速公園へ出発!公園に到着するとまずは、古民家見学。昔ながらのお米の機械や、囲炉裏などを見ながら「これは昔のお家なんだよ。」と説明すると「私のお家とは違うよ?」「絵本に出てくるお家みたい!」と目を輝かせる子や、想像がつかず不思議そうにする子もいた。すると「ここは誰のお家なのかな?」「私は違うよ。」「僕も違う。」「わかった!きっと園長先生のお家だよ!」と盛り上がる年少組らしいかわいい会話に思わず笑ってしまった。その後は坂ころがり。初めての事で緊張して表情が固い。そこでこちらが「三角座りでお尻をスリスリしてすべるよ。みんなでやってみよう!」と声を掛け、率先して遊んでいく。すると、楽しそうにするこちらを見て、少しずつ動き出す子が増えた。一度やってみると面白かった様で、繰り返し遊び出す。次は横になって坂を転がる“えんぴつ転がり”に挑戦!!「みんな“とんがりえんぴつ”に変身して!」と手をピンと伸ばして寝っ転がり、準備はバッチリ!「よーいどん!」の合図でスタート!とっても楽しそうな子どもたち。大きな公園ならではの遊びを存分に味わえた。年少組にとっては初めて尽くしの遠足だったが、友達と関わりながら、楽しく過ごすことができた。

 

《年中組》

本郷ふじやま公園では、普段の園生活で体験できない坂すべりや坂転がりをして、ダイナミックに遊べるのが醍醐味である。はじめは高いところから滑ることに怖がる子もいて、坂の下の方からすべったり転がったり、友達や先生と一緒にお尻をつけてゆっくりと進み始める。慣れてくると友達同士で「きゃー!楽しい!」と話しながら笑顔があふれる瞬間も見られる様になってきた。しばらくすると、「ねぇねぇ、○○先生を倒して転がしてみようよ!」「いいね!」となにやら子どもたちの秘密の話し合いが開かれている…。話し合いが終わると一斉に「それー!」と座っている先生に突撃して、皆で先生を押して坂を転がしていく。子どもたちの作戦には気付かないふりをして、大げさに「たすけてー!」と言って転がる先生の姿を見て、「もーっと押しちゃおう!」「いけー!」と、更に沢山の子どもたちが集まってきた。その楽しそうな様子に、いつの間にか不安そうにしていた子も一緒になって遊び始めることが出来ていた。次は坂の上から転がっている途中で体の向きが徐々に斜めになって行き友達同士コツンとぶつかった。それを見ていた子が「交通事故です!大丈夫ですか?!」とお医者さんに変身して友達のところへ駆け寄る。「痛いところはないですか?」とこちょこちょをしながら触診。するとくすぐったくてたまらなくなった患者さんは「大丈夫!どこも怪我していません!」とニコニコ笑顔に。「よし!じゃあいってらっしゃい!」とまた転がって下に降りていく面白い一コマも。全身を大きく動かして自然を感じることができ、とても楽しい1日となった。

 

《年長組》

公園内を探検した時のこと。「今から探検にいくよー!」という担任の声かけに「やったー!探検だー!」「何がいるかなー?!」と大喜びの子どもたち。早速歩き始め「すごい草がいっぱいだね。」「ヘビとかおばけとか出てきそうじゃない?」と会話をしているとそれを聞いたA君が「もし出てきたら僕がやっつけてあげるよ!」となんとも頼もしい一言。担任も子どもたちも「おぉ!かっこいい!」「お願いね!」と進んでいると、突然「きゃあ!!」という声が!実はこれは顔に虫がぶつかった担任の叫び声。しかし、何か悪者が現れたと思ったA君はその叫び声を聞き「先生大丈夫!?」「出たなぁー!」と手を大きく振りかざし、見えない敵を「シャキン!シャキン!」と切って戦う姿が。それを見て「よし!僕も戦う!」「私も!」と次々と仲間が増えていった。担任が「さすが!かっこいいー!」と言うとみんな得意げな顔。それからというもの、道中「安全かどうか見てくるから!」と担任を守る先鋭部隊まで。「どう?何かいた?」との問い掛けに「大丈夫!ついてきて!」となんとも頼もしい。子どもたちの空想の世界はどんどん広がっていく。木の実を見つければ、「トトロが置いたんじゃない?」「えっ!そうかも!」「トトロどこー?」とトトロ探しをしたり、今度は「鬼がいる!」と言えば、拾った木の実を“まめ”に見立てて投げて退治。空想の世界を共有できるのは年長ならでは。とても盛り上がる探検となった。

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