2学期《年長組》クリスマス

作品展が終わると、クリスマスに向けツリーを置いたり、クリスマス装飾をし楽しい雰囲気が各クラスから伝わってくる。

「私サンタ作る!」「僕トナカイにしよう!」と年少・年中時に作った経験を生かしどんどん作る子ども達。

「見て!雪の結晶できた!」と少し難しい飾りを作って見せてくれた子に「うわぁすごい!」「どうやって作るの?」「僕も作りたい!」と何人か集まる。

「えっとね、まずは折り紙をコップみたいな形に折るんだよ!」「こう?」「そうそう!」「〇ちゃん、私のこれで合ってる?」「おしい!もう少しずらして折ると切った時きれいだよ!」と仲間の会話に耳を傾け気づけば皆が集まっている。

そして、教えていた子は小さな先生になっていた。始めは上手く切れず開いた時にバラバラになる事もあったが、コツを掴んで繋がった結晶が出来ると、子ども達は「おおー!すごい!」と歓声を上げる。

またあるクラスでは皆でリース作りをしていて、作り方を担任から教わっていた。

10個のパーツを折り紙で作る所まではズムーズだったが、丸く繋げるのが難しい。

すると1人の子が「ねぇ!私押さえているから、〇くん白い所にのりつけてくれる?」「わかった!」「〇ちゃんはここに繋げてくれる?」「おっけい!」と友達に頼み、役割分担をしながら見事リースが完成。

「わぁ!出来た!」「皆で力を合わせたからだね!」「うん!可愛いなぁ。」と子ども達はとても嬉しそう。

自分達だけで作れるようになると4~5人1組で更に進めていっていた。

皆で協力したり助け合ったりしながら沢山のクリスマス飾りを作り、どのクラスもとても華やかになっている。

担任の手を借りず自分達で考え、進める事ができるようになっているのも様々な行事や日々の経験を積み重ねてきたからだ。

これからも仲間と関わりながら楽しい園生活が送れる様に援助していきたい。

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